「21CMCC・近大農学部共同研究プロジェクト」理念
農作物の栽培において多くのメリットがある水耕栽培は、耕作放棄地の有効活用と高齢従事者の活躍の場、農業の高収益化による活性化など、期待の持てる栽培方法と考えられる。
一方、現状の手法では、高額な設備投資や多くの燃料、資材を要しランニングコストが高く、細やかな管理も必要となり、新規参人、維持が難しい面がある。
我々21CMCCは、ものづくり企業集団として上記の問題点に着目し、農業従事者のニーズと我々の持っシーズを活用する協業体制を整え、省エネルギー、省人化、労働負担を軽減する新たな水耕栽培システムの開発に取り組むこととした。
これに当たり、近畿大学との共同研究により、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる目標達成のため、各参加企業が等しく知恵と資金を結集し、合議を重ね、廃棄材の有効活用、省エネルギー循環システムの構築、魅力ある高収益作物栽培方法の確立を目指す。
我々は、第一義に国力の基でもある農業発展の寄与と、循環型社会構築の貢献を目指し、なおかっ各社が、自社の貢献分野でメリットを享受できるよう、鋭意企業努力を行う。